学校に行きたくない――。子どもがそんなそぶりを見せた時、保護者はどう受け止めたらいいのでしょうか。気をつけることや家での過ごし方、新しい居場所の見つけ方について、「不登校新聞」の代表理事で、自らも子どもの不登校を経験した弁護士の多田元さん(75)に聞きました。
――子どもが学校に行きたくないようなそぶりを見せた時、保護者が気をつけることは何でしょうか。
先取りせず、見守ることです。子どもが迷っている時に、保護者が焦って「行くんだよね?」あるいは「行かなくていいよ」などと言わない。それは保護者の不安を子どもにぶつけているだけなんですね。子どもから発せられたものを受け止めることが大切です。
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル